2016.08.12
スタッフブログ
私の「山の日」後編
みなさまこんばんはkeikoです。
今日も良いお天気で多くの観光客の方でにぎわっていた阿寒湖。いいなぁ~と空を見上げる。
反芻しながら「山の日」を楽しんだ昨日。では続きをどうぞ。
さて山の中ではどんなところで泊まるのでしょう。
大雪山では避難小屋かテント泊になるのが主です。白雲岳避難小屋とひさご沼のテン場。側に水場とトイレがあるのがありがたいです。・・・が女性は、トイレはなかなか大変(涙)。和式(黒岳以外)、汲み取り式、使用したトイレットペーパーは持ち帰り(女性は本当に大変)、夏はハエが多い、隣と一体型で気を使う、ヒサゴ沼は特に落ちそうで怖くて「怖いい~涙」ってトイレで半泣きしたら隣に入っていた女性も「怖いい~」って言っていた。でもそこを克服してでも行くのが山。不思議だ(でももう少しトイレ環境は良くなって欲しいな・・・外国の方もいるし)
それでもやっぱり絶景を見れば荷物の重さも登りの辛さもお風呂に入れないことも吹っ飛ぶほど興奮する。沼の原の高層湿原(池塘)と五色ケ原から見たトムラウシ山と雲海。ブラボー
夜明けのヒサゴ沼、天上リゾートの朝は早い。
奥に見えるのが東大雪のニペソツとウペペサンケ山。ヒサゴ沼はひょうたんの形をした沼。
ここへ来なければ見られない景色。「ありがとう」といろいろなことに感謝したくなる。
山頭部を隠したトムラウシ山と北沼。トムラウシ山直下のお花畑ではチングルマが満開でした。
そしてたくさん歩いた後はたっぷり食べる。景色も食事もフルコース。
国産鰻の佃煮のひつまぶしとシェフが作る豚汁、私はピクルスを作りました。デザートは雪渓で冷やしたメロンと雪渓で作ったアイスクリームです。たっぷり食べたおかげで疲れが残らない。メンバーに感謝感謝。
晴れた日もあれば荒れた日もある。
雪渓の斜面もガスで視界不良、五色岳は大荒れで風が見えるくらい、五色ケ原の満開だったチシマノキンバイソウが風で倒されていた。青空はいつまでも続くものではないから、雨とか風とか、雷とか、雪とか、視界不良とか・・・色々な条件を想定して安全に心がけてくださいね。もちろん怪我とか病気とか自分だけの心配ではない。背負っているのは数日居住できる空間だけではなくリスクの重さかな。
大雪山沼の原には木道が敷かれていて歩きやすい。ワタスゲと食中植物のモウセンゴケが見頃でした。
この数日後大雨で沼の原の登山口へ行く林道が土砂崩れになって、一時登山者と車両が足止めされたそうです。本当に山は色々なことが起こります。
「山の日」みなさまも良い山行を!
今年新調した70リットルザック「重たい。。。涙」荷物減らせー!って言われた汗。
今日もご訪問いただいたお一人お一人に感謝いたします。
『ありがとうございます。』
北海道釧路市阿寒湖温泉ニュー阿寒ホテル keiko