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2015.12.27

スタッフブログ

藍より青し旭岳冬登山(前)

みなさまこんばんはkeikoです。

今日は最高気温氷点下7℃と寒い1日でした。でもまだまだ結氷には寒気が足りないようです。冬将軍さん頑張っておくれ!今週の冷え込みに期待しましょう。

さて山ブログ読者のみなさまお待たせいたしました。とても久しぶりに登山してきました。恒例の12月の大雪山旭岳(2,291m)です。昨年は冬期2度のチャレンジでしたが何れも悪天候で敗退。今年は初旭岳の山友も満を持しての参戦です。

今までにない快晴にもうのっけからテンション上がります。

藍より青し旭岳冬登山(前)

旭岳温泉から見た北海道最高峰旭岳。

ロープーウェイで標高1,600mの姿見の池駅まで上がります。

藍より青し旭岳冬登山(前)

藍より青し旭岳冬登山(前)

動力が好きな私もここからは山頂目指して自力で歩きます。それにしてもこんな完璧な空見たことないぞ。

強い風の影響でできる風紋(シュカブラ)も旭岳のお楽しみです。

とりあえずひたすらひたすら登ります。しかし好天が背中を押してくれました。

藍より青し旭岳冬登山(前)

そして登るごとに青がどんどん深くなっていきます。まるで宇宙のような吸い込まれそうなパーフェクトな青へと一歩一歩向かいます。

振り返ると水平線の向こうにびっしり雲が波打っていた。「あれが来るかもしれませんね」同行者が言った。

途中数日前に雌阿寒岳に登った後訪ねてきてくれた山友に会う。お互い良い日を選んだことを労い交差する。これも山。

8合目からは氷の斜面が多くなる。旭岳特有のあの強風がないだけ今日はずいぶん助かっていた。9合目からは雌阿寒岳や阿寒富士が見えた。

藍より青し旭岳冬登山(前)

冬の石狩連峰もお見事の連なり。写真の左側斜面の上が頂上。あと少し。

写真を撮ったが露出を見誤り山頂までの写真は全部ボツに凹

もったいない素晴らしい絶景だったのに~涙

そしてアイゼンでしっかり雪面をとらえながら登って登って頂上到着。

藍より青し旭岳冬登山(前)

「おめでとう!」とメンバーでハイタッチ。

こんな完璧な旭岳に出会ったことがない~ しかも初めてきてこの条件の友人は何と恵まれていることか・・・(悔しさ半分です笑)

風のすさまじさを物語る頂上看板のフラッグ。今年はずいぶん大きいみたい。

お鉢や白雲岳が手招きしているようなこの上のない展望。ブラボー!

温かい飲み物で体を温め、簡単に食事と写真をとって下山を開始。

藍より青し旭岳冬登山(前)

登山にとって頂上は通過点、帰るまでがお山です。

それにしても冬は登りやすいけど高度感で足がすくみます。下山こそ一歩一歩と気を引き締めて足を進めます。

展望の果ての水平線から溢れ出してきた雲の波に、そのまま取り囲まれてきているのを感じたのはそのしばらくあとのことでした。

どうなる下山、出藍の誉れ「よく成長した、嬉しいよ」と言われる?!

今日もご訪問いただいたお一人お一人に感謝いたします。

『ありがとうございます。』

北海道釧路市阿寒湖温泉ニュー阿寒ホテル keiko